ソウル中央地方検察庁は10日、建設業者から金品を受け取った疑いで元世勲(ウォン・セフン)前国家情報院長を逮捕しました。
検察によりますと、元世勲前国家情報院長は、建設業者から数回にわたっておよそ1億5000万ウォンに相当する金品を受け取り、その見返りに政府機関などが発注した工事をこの業者が受注できるよう働きかけていた疑いが持たれています。
元世勲前院長は2009年から今年3月まで4年あまりにわたって国家情報院長をつとめていました。検察の取り調べに対して元世勲前国家情報院長は、「この業者と付き合いがあったためプレゼントをもらったが、現金を受け取ったことはない」として容疑を否定しています。
李明博(イ・ミョンバク)前政権の高官が新政権に入って逮捕されるのは初めてで、歴代の国家情報院長のなかで、個人の不祥事で逮捕されたのは2人目です。
元世勲前国家情報院長は、去年の大統領選挙に不当に介入した罪でも在宅起訴されています。