文在寅(ムン・ジェイン)大統領の息子が就職で特別待遇を受けたとする証言が捏造された問題で、ソウル南部地方検察庁は11日、中道系野党「国民の党」の元最高委員のイ・ジュンソ容疑者(40)を公職選挙法違反の疑いで逮捕しました。
ソウル南部地方裁判所は、「証拠いんめつや逃走する恐れがある」として、逮捕状を発付しました。
この問題は、国民の党が先の大統領選挙で文在寅氏の息子、ジュンヨン氏が就職で特別待遇を受けたとする疑惑を取り上げた際に公表した音声ファイルが捏造されていたというものです。
検察は先月、同じく国民の党党員のイ・ユミ容疑者を、疑惑の根拠とされた音声ファイルを、自分の弟(37)を文在寅氏の息子の友人に仕立てて捏造したとして公職選挙法違反の疑いで逮捕しています。
イ・ジュンソ容疑者は、イ・ユミ容疑者から提供された音声ファイルが虚偽である可能性を承知のうえで党レベルで公開するよう仕掛けた疑いがもたれています。
イ・ジュンソ容疑者は、先の大統領選挙に出馬した安哲秀氏の選挙対策委員会幹部を務めていました。
検察は早ければ12日にも、国民の党の上層部に対する事情聴取を行うことにしています。