国際海洋法裁判所の所長に韓国人で初めてソウル大学国際大学院教授の白鎮鉉(ペク・ジンヒョン)氏が選出されました。
外交部によりますと、現地時間の2日、ドイツのハンブルクで開かれた国際海洋法裁判所の裁判官会議で裁判所長の選挙が行われ、白鎮鉉氏が選出されたということです。
任期は2020年までで、国際海洋法裁判所の所長に韓国人が選出されたのは初めてです。
白氏は、2009年から国際海洋法裁判所の裁判官を務めていて、ほかに、アジア国際法学会会長、ロシアとウクライナ間の海洋紛争仲裁裁判所の所長を務めるなど、国際法学界で幅広く活動してきました。
国際海洋法裁判所は、国連の海洋法条約にもとづいて、この条約の解釈、適用に関する紛争の司法的解決を目的に1996年に設立されたもので、国際司法裁判所、国際刑事裁判所と並ぶ世界3大国際裁判所とされます。
外交部は、「この裁判所は、海洋境界の画定、漁業問題、海洋資源の開発、海洋環境などをめぐる紛争の解決に重要な役割を果たすため、漁業国の韓国にとっては、その重要性はなおさら大きい」と話しています。
また、「白氏が選出されたのは、学問的な成果や専門性が高く評価され、同時に韓国政府が主な海洋国家として海洋法分野の発展に貢献してきたことを認められた結果だ」と説明しています。